らーめんてーぶる

Lamentable(残念な、ひどい)な英語からの脱却を目指して、地味に奮闘中。NHKラジオ講座、TOEIC、1000時間ヒアリングマラソンの学習記録と感想のブログ

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ラジオ英会話の大西先生の声が裏返る件

NHKの『ラジオ英会話』を毎日聞いていて、個人的にとても気になっていることがある。

それは、番組講師の大西先生の声が時折、急に裏返って高くなること。

 

番組サイト:

 

テキスト:

NHKラジオラジオ英会話 2019年 01 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2018/12/14
  • メディア: 雑誌
 

 

声裏返り現象の発生事例

たとえば、付加疑問文(It’s a beautiful day, isn’t it?)のニュアンスについての解説中に、

 

今日はいい天気ですね。それともそうじゃない?

(※赤字部分が裏声)

 

というふうに、重要ポイントを強調する際に、声裏返り現象が発生するのだった。

 

大西先生 vs おばさん

番組を聞きながら、この現象が起きるたび、失礼ながらちょっと笑ってしまう。

というのも、私自身ここ数年、声裏返り現象が起きているから!

これはおそらく、次のような理由によるものと自分では考えている。

人それぞれ、地声で楽に発声できる音域があり、年齢とともにその音域が変わってくる。

私の場合、アラフィフに足を踏み入れた頃から声が低くなってきて、以前なら苦もなく出せていたはずの高さの声が、現在の地声の音域を越えてしまうことがある。

そのため、何かを強調しようとしたり、(数字や同音異義語で誤解がないように)くっきり発音しようとイキんだ時に、地声の上限を踏み越えて、思いがけず声が裏返ってしまうのだった。

 

このように、地声の音域を越えて声が裏返るという現象そのものは、大西先生と共通している(と思う)。

ただし、大西先生はおばさんではないし、意図的に裏声を使いこなしているフシもある。

 

大西先生 vs メイドさん

それでは、裏声を意図的に使いこなしているイメージのある、メイドカフェのメイドさんたちと比べてみると、どうだろう?

 

この本に、メイドさんの声を音声学的に分析した記述があった。

 

音とことばのふしぎな世界――メイド声から英語の達人まで (岩波科学ライブラリー)

音とことばのふしぎな世界――メイド声から英語の達人まで (岩波科学ライブラリー)

  • 作者: 川原繁人
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2015/11/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

本書によれば、

あるメイドさんの声を音響分析し、地声とメイド声とで比較したところ、メイド声で「え」という母音を発音する際に、普通の母音を発音するときよりも声帯が大きく開き、優しい印象を与えることがわかりました。


また、文章を読むときのイントネーションを地声とメイド声とで比較すると、音が高いところではメイド声と地声で差が出る(メイド声は、高い音はより高くなる)けれど、低いところでは差が出ないとのこと。

つまり、『メイド声』は単なる裏声ではなく、音によって個別に発声を変える等、かなり手の込んだ発声法と言える。

 

一方、大西先生の場合、強調したい部分全体が裏返っているので、意図的に使いこなしているという点は共通しているものの、メイド声とは性質が異なる。

 

日本語 vs 英語

ところで、不思議なことに、大西先生が英語で話している時には、声裏返り現象は発声しないことに気が付いた。

英語だと自然と腹式呼吸になって、日本語でしゃべる時よりも声がやや低くなるせいだろうか?

もしそうだとすると、腹式呼吸で日本語を話すようにすれば、音域が低い方にシフトして、声裏返り現象を予防できるのかもしれない。

ただし、呼吸もしゃべるのも普段、無意識にやっていることだから、よっぽど意識して実践する必要がありそう。

あるいはいっそのこと、大西先生のように、持ち味となるくらいに裏声を極めるか。

こちらの方が、道は険しそうだ。

 

現時点での個人的結論

・大西先生は、おばさんではないし、メイドさんでもない。

・声裏返り現象の対処法として考えられるのは、

 ①腹式呼吸で音域を低い方にシフトする

 ②裏声を極めて使いこなす

 

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