らーめんてーぶる

Lamentable(残念な、ひどい)な英語からの脱却を目指して、地味に奮闘中。NHKラジオ講座、TOEIC、ヒアリングマラソンの学習記録と感想のブログ

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日本人と英語

日本人英語の傾向と対策

1000時間ヒアリングマラソン』1月号より。

特集『日本人と英語』で、日本人にとっての英語、その傾向と対策について、各界のプロフェッショナルたちの意見を興味深く読んで聞いた(インタビュー等の音声あり)。

日本人と英語(と猫)↓

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全体を通して、個人的に特に心しておきたいと思ったポイントは、

  • 「ネイティブっぽさ」を追い求める無理と無駄
  • 自分の立場や状況に応じた英語の必要性
  • 英語学習に近道なし

といったことだった。

『ネイティブ並み』という幻想

そもそも、英語圏で生まれ育っていない人が、ネイティブ同様に英語を使えるようになることは、可能なのか?

結論から言うと、不可能でしょう。

というのが、第2言語習得研究と英語教育が専門の和泉伸一氏(上智大学・大学院教授)の回答。

残念だけど、なんだかかえってすがすがしい。

(言語習得における脳発達の仕組みにも言及されていた)

そして、外国語を学ぶ際に重要なのは、自分のやりたいことができるだけの能力を身につけることのはず。

『ネイティブ』を目指している限り、いつまでも自信が持てず、学習の目的も自分らしさも見失ってしまう。

ーーといった指摘に、至極納得。

参考:

第2言語習得と母語習得から「言葉の学び」を考える (アルク選書)

第2言語習得と母語習得から「言葉の学び」を考える (アルク選書)

  • 作者: 和泉伸一
  • 出版社/メーカー: アルク
  • 発売日: 2016/11/17
  • メディア: 単行本
 

 

立場と状況に応じた英語

「日本人の話す英語」について、『国際人にアンケート』では、

  • 話し言葉が単刀直入で、時に乱暴に聞こえる
  • 年齢や立場にふさわしい話し方ができない人が多い
  • 反米感情が強い地域でも、アメリカの若者が使うような言葉で交流しようとする
  • 日本人は礼儀正しいはずなのに、英語になると時々驚くほどぶしつけになる

等々、どきっとする指摘多し。

さらに、日本語なまりの英語発音は、さほど問題視されておらず、それよりも語彙の少なさの方が、気になる点の上位に挙がっていたのが印象的だった。

やはり、上記のネイティブ・コンプレックスから卒業して、異文化理解も含め、本当に必要な英語をきちんと学ぶことが大切、ということなのだろう。

参考:

英語の品格 (インターナショナル新書)

英語の品格 (インターナショナル新書)

  • 作者: ロッシェルカップ,大野和基
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2017/08/07
  • メディア: 新書
 
ニューヨーカーに学ぶ 軽く見られない英語 (朝日新書)

ニューヨーカーに学ぶ 軽く見られない英語 (朝日新書)

  • 作者: 田村明子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/12/11
  • メディア: 新書
 

英語学習に近道なし

上記の厳しい指摘の数々と、学ぶべきことの多さに圧倒されるけど、ロンドン在住・谷本真由美氏のコメントに励まされる。

語学はマラソンやダイエットと同じで、毎日継続することが重要です。それなりに英語を使いこなすようになった人々は、飲み会やバーベキューを断って訓練をしてきた人たちです。表には出しませんが、裏では大変な努力をしているのです。語学には近道や楽な方法はありませんが、努力は絶対に実ります。

飲み会やバーベキューを断って、というのが妙にリアル。。

間違いなく、ご本人もこういう努力を積んでこられたのだと思う。

彼女はおそらく、かなり若い世代と思われるけど、私もがんばって中高年英語の伸びしろを証明したい、と決意を新たにした。

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